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ほんとに雑記帳です。
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6月29日東京都総務局は、7月15日付で幹部職員の退職者を発表した。

www.tocho-i.metro.tokyo.jp/kokuti/jinji/2009/0629_22.06.30.html

この退職者の中には、年収何百万時代といわれ、さらに百年に一度の大不況といわれる中、途方もない金額の公金をどぶに捨てさらに何の恥じらいもなく東京都の最高幹部の一人として居座り続け、日本を震撼させた小役人局長 今里伸一郎氏も含まれている。

彼の辞書に「羞恥心」という言葉はなかったと私は確信している。


誰もが知っているであろうが、まずは以下の読売新聞の記事を読んでもらいたい。東京都民でなくても日本中のおそらく全ての人間があきれはてた小役人の壮大な無駄遣いに関する記事である。わざわざ採りあげるのは、この問題をあっさり片づけていいのか、そして処分そのものが妥当なのか、そしてここに採りあげる小役人 今里伸一郎 東京都下水道局長の出処進退に関して重大な疑問があると思うからである。(今里伸一郎 局長の経歴については最下部に記してある。)


「 東京都下水道局が昨年、制服に付ける都のシンボルマークを添えたワッペンを2万枚作製したところ、シンボルマーク使用に関する内規に反したとしてこれを使わず、新たに約3400万円をかけて、ワッペンを作り直していたことがわかった。

デザインは組織名の下に5センチ余の波線を付けたシンプルなものだったが、この責任を問い、都は担当幹部2人を訓告処分にしていた。内規を杓子(しゃくし)定規に解釈した「お役所仕事」の典型とみられ、公費の支出の在り方に批判が集まりそうだ。

都下水道局では、所属する計約3000人の職員用に、予備を含めて計約2万着の制服を作っているが、1978年から同じデザインだったため一新することにし、右胸に付けるワッペンも新たに作ることにした。

ワッペン(縦2・5センチ、横8・5センチ)はシリコン製で、イチョウ形をした都シンボルマークの横に局名を記し、「水をきれいにするイメージを出したい」との願いを込め、その下に水色の波線(約5センチ)を添えることにした。職員が考案したものだった。

ところが、約2万枚のワッペンが完成し、一部は制服への縫い付け作業が始まった昨年11月に開いた局内の会議で、ワッペンのデザインが、シンボルマークの取り扱いについて定めた都の内規「基本デザインマニュアル」に抵触する疑いが浮上。内規には、マークの位置や文字との比率などが細かく記載されており、誤った使用例として「他の要素を加えない」と規定。同局では今回、この規定を厳格に解釈したという。

ただ、この規定は例外も認めているが、同局では、波線部分を取り除いて作り直すことを決定。制服を含めた費用は当初、約2億1300万円だったが、新しいワッペンの作製費と縫い替えの費用として、約3400万円を追加支出した。

都は今年3月、最初のワッペンのデザインを決めた担当の部長と課長(いずれも当時)を訓告処分とした。今月から制服を一新したことは発表したが、ワッペン作り直しに関する一連の事実は公表していない。

下水道局は「事前に規定を見ていれば防げたもので、担当者のミス。多額の費用負担を生じさせて申し訳ない。次のデザイン更新は何年先になるかわからず、それまで誤ったワッペンを続けることはできなかった」と説明している。

下水道局を巡っては、JR王子駅(北区)のトイレの汚水が、約40年にわたって近くの川に流れ込んでいた問題で、2007年6月にこの事実を把握しながら、対策を取らずに放置していたことが判明している。」(2009年4月10日 読売新聞HP)
 


この記事に書かれている内規である「東京都基本デザインマニュアル」は東京都情報連絡室(平成8年7月16日 東京都訓令第70号により廃止された)によって平成元年9月に作成されたものである。このことは、三鷹市役所HPの「東京都刊行物一覧(1)」によって確認した。


内容については、公開されていないようで必死に探したが確認できない。あくまでも、「内規」であり、条例でも規則でもない。そのような「内規」を杓子定規に解釈して、3400万円の出費を新たにする必要があったのであろうか?


しかも、新聞報道によると例外も規定されていたというのだから、必ずしも「杓子定規」だったことが原因とはいえまい。「杓子定規」に例外規定を利用すれば当初のデザインを利用することも可能であったはずだ。ということは内規を杓子定規に解釈したとはいえない。ならば恣意的に内規違反にしたと考えるべきだろう。


3400万円の損失と内規違反をたてにして、二人の幹部を個人的感情をむき出しにして処罰したとしか考えられない。これはパワハラの疑いがある。この記事を読んでくださる方の中には、この考え方は、うがちすぎだと思われる方もあるであろう。


しかし、3400万円の追加出費や内規違反かどうかの判断に迷ったのであれば、石原都知事にお伺いを立てればよかったはずである。ところが、それをおこなった形跡さえないのである。その証拠に、4月17日の石原知事記者会見で、次のように述べている。


「自分の城にとじこもるんじゃなくてね、こういものができちゃったけどどうだろうかと周りに相談したらいいんで。周りがわからなきゃ上まであがってくるでしょう。それはやっぱりあそこはとりでで、独立したもんじゃないんだから。都庁の中のいち局でしかないんで。しかし知事本局長は昔は総務局長がなったようだけれどもそれじゃおぼつかないんで、かなりの権限を持った知事本局長をつくったわけで。どんどん横串通せといったわけで、それは各局に伝達されているけれどもね。それは知事本局長に相談してくれれば局長はぼくにいってきたら、「これでいいじゃないか、あたりまえじゃないか」とぼくは言いますよ。そういう局をまたいだ機能がいまだに働いていない。これは本当に情けない話で、いかに縦割りの行政というのが硬直しているかということの一つの象徴だと思います」(4月17日  
産経新聞HP)
 


これでは、密室で強引に部下を懲戒処分にしたとしか考えられないのである。これはパワハラではないのだろうか?これが第一の疑惑である。下記の下水道局長の経歴を見てほしい。8年以上にわたって部長以上の地位にある。その間に、他にも不審な懲戒処分をおこなってきていないのだろうか?都議会は徹底的に追究すべきであろう。


百歩譲って、本物の小役人であったとしよう(それでよく最高幹部である局長にまでのぼりつめたものだ。東京都庁の役人はよほどレベルが低いのであろう。)。これほどコスト意識がない人間はほかにも全く無駄な出費をたくさんおこなっているはずだ。公金の無駄遣いは絶対に許されない以上、都庁、都議会は、過去にさかのぼって徹底的に追究すべきだ。まだまだ公金の無駄遣いをやってきたのではないか。これが第二の疑惑である。


この4月17日の石原知事記者会見では、この今里伸一郎局長への処分も発表されている。


「東京都下水道局の制服のワッペンに波線1本を加えたのはデザインの内規に違反するとして約3500万円かけてワッペンを作り直した問題で、石原慎太郎知事は17日、今里伸一郎・下水道局長を減給5分の1、3カ月(計約56万円)とする処分をした。 」(4月18日 朝日新聞HP)

 
朝日新聞では、損失が約3500万円となっている。この損失に比べれば微々たるものだが、この処分に対する今里伸一郎局長のコメントが驚くべきものである。


「今里局長は「極めて厳粛に受け止めている。都民の信頼確保に努めたい」としている。」(4月17日 読売新聞HP)
 


これはつまり、「私は局長にとどまります」という宣言である。だから、「都民の信頼確保に努めたい」などと寝ぼけたことを言っているのである。こんなものは謝罪して、即座に辞職し、退職金を辞退すればいいのである。


私は決して酷なことを言っているのではない。以下の記事を見てほしい。


「県病院局は17日、県立友部病院(笠間市旭町、土井永史院長)で33年間にわたり無免許のまま准看護師として働いていた男性職員(54)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日付で依願退職し、退職金を辞退した。

発表によると、男性は76年3月に准看護師試験に合格。免許の登録には合格証書を保健所に提出する必要があるが、男性は登録し忘れ、同年4月から友部病院で勤務を始めた。

病院が04年に全職員に免許証の確認を求めた際、男性は無免許と気付いたが、「紛失して再交付を申請している」などと説明。2年ごとに保健所に提出する業務従事届には、免許番号欄が空欄や別の番号になっていたが、保健所は見落とした。今年3月になって病院が保健所に登録の有無を照会したうえで再調査したところ、男性は初めて虚偽報告を認めたという。

病院側は「免許登録をしていないとは考えなかった。男性は反省している」と述べた。
」(4月18日 毎日新聞HP 地方版)
 


あきれた話ではあるが、この男性の准看護師はいちおう、試験には合格しているのである。免許登録を怠ったこと、虚偽の報告を病院側にしたことが問題であるが、経済的な損失を与えたわけではない。それでも退職金を辞退しているのである。


ならば、今里伸一郎局長も即座に辞職して退職金を辞退すればいいのではなかったのか。高給取りの分、少しは穴埋めになるはずである。いずれにしてもあきれてものがいえない。




今里伸一郎

昭和49年    明治大学法学部卒業
昭和49年4月 東京都入庁(※1)
港湾局参事
平成12年8月 下水道局業務部長(※2)
下水道局経理部長
知事本部秘書部長
平成15年7月 下水道局総務部長
平成17年7月 下水道局次長
平成20年7月 下水道局長

(※1)
最初の職場である下水道局を中心にキャリアを重ねてきた事務系の下水道プロパー[1]
(※2)
実績を買われて栄転した[2]

(日本水道新聞HP 2008年6月25日「東京都人事 下水道局長に今里氏」)
(水道産業新聞HP 2008年7月3日「就任インタビュー/東京都公営企業管理者下水道局長 今里伸一郎氏」)[1]
(都政新報HP 2000年7月28日4667号「総務部長が21局で交代 夏の都幹部人事」)[2]
(東京都管工事工業協同組合 東管ニュース7月号 2003年)より作成




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