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ほんとに雑記帳です。
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福島県立大野病院(大熊町)での医療事故をめぐる裁判があった。誰もが知っているとおり、福島地裁は8月20日に無罪判決を言い渡した。この判決についての反響は予想以上に大きい。


「朝ズバッ」に復帰したみのもんたは、「この医師が、ムリに(胎盤を)はがして出血多量になるということを知っていたか、いなかったかですよ。ボクがお父さんだったら、ムリにはがさず、子宮ごと摘出して命を助けてくれと言いたくなる」と吠えた。(J-CASTテレビウォッチ 8月21日)


夏休みをとってもこの男は勉強もしていなかったのだろう。当ブログでもふれたが、子宮摘出はやめて欲しいとの患者の要望があったのだ!
それでも摘出したら、今度は「子宮摘出の必要はなかった」と告訴されたに違いない。


もっとも、みのもんたは無実の人間を犯人扱いする実績がある。ということはやはり加藤先生は無実なのだ!


とはいっても、みのもんたの勉強不足を私は笑えない。改めて公判記録を読んだところ恐るべき事実があった。


以下の、公判記録は、「周産期医療の崩壊を食い止める会」様のHPより、引用させていただきました。


第十一回公判において、
「加藤医師: 手術の経過を説明しようと思いましたが、ご家族以外の方もいるようだったので、・・・また、
話の前に色々な方が来られて、口々に罵声をあびせられることがあったりして、その場で説明するのは無理と思いました

弁護2: 厳しい言葉を浴びせられて、それについてどう思いましたか

加藤医師: ・・・かなり堪えました
「加藤医師: 
墓前にも、謝罪してくれということで、伺いました

弁護2: お墓参りに行きましたか

加藤医師: 墓を教えるから、墓で土下座してくれ、と言われましたので、行きました


いかに、加藤先生に対する遺族の非難が不当かわかるであろう。説明不足を批判しているが、はじめから頭ごなしの罵声で説明を受けつけないのは遺族の方なのだ。これを裏付けるように加藤先生の勧める病理解剖まで拒否(第十二回公判)しておいて、なぜ、医者が説明不足と批判するのか?


加藤克彦先生に土下座まで要求して実際に土下座させているのである。その上何が何でも責任までとらせると第十二回公判で発言しているのである。一体、医者はいつから患者の奴隷になったのか?


福島県の皆様、この遺族がベストを尽くし、仕事をして結果的にうまくいかなかったとしても、絶対に土下座の謝罪をさせてください。そして何が何でも法的責任を、無過失責任を徹底的に追及してください。


遺族のためです。遺族のために自分たちの言っていることが何なのか、教えてあげてください。私の心からのお願いです。


人間にはできることとできないことがある。お医者さんにも人の命は自由にならないのだ。これは我々に突きつけられた厳しい現実である。出産は、元々リスクのあるものであり、いくら医療技術が進歩しても零になったことを意味するものではないのだ。


そして、加藤克彦先生の一日も早い現場復帰を心よりお願い申し上げます。


なお、「周産期医療の崩壊を食い止める会」様では、大野病院事件第一審無罪判決を受け、検察控訴取りやめ要望署名募集を開始なさっています。私は、全くの他人ですが、ぜひご協力お願いします。


「周産期医療の崩壊を食い止める会」様ホームページ
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=FrontPage

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