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ほんとに雑記帳です。
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うかつだった。甘かったとしかいいようがない。


「世田谷の(ニセ)情報公開男」がふたたび蠢動を始めていたのだ。この男を「40も過ぎての自分探しの旅」の古賀潤一郎氏と同じ物差しでみていた自分が恥ずかしい。


といっても、関西在住者には、まったく関心のないことだろうし、それどころか東京都でも世田谷区在住の方々以外にはやはり全く関心のないことかもしれない。


彼の経歴をWikipediaを引用して書いてみる。


このブログでも、Wikipediaの信頼性の低さやあまりにも偏ったものの書き方を批判したことがある。


朝日放送「ムーブ!」のキャスター堀江政生さんが「裸眼なのにコンタクトを着用していることになっている」と指摘された(今では、このこと自体が記載されている)ほどのものだ。


この「世田谷の(ニセ)情報公開男」に関する記事は、以前は「ローカルランク」について、長々と説明してどう考えても、この男を擁護しているとしか思えない偏った内容であったが、現在はそういった記述はなくなっている。


そのため、活用したくなってきた。以下に、経歴について引用させていただく。


1994年 太田区役所総務課
1996年 外務省に専門職員として入省
主にフランス語圏で三等書記官として在外公館勤務
2001年 ルクセンブルク日本大使館勤務
2003年 外務省大臣官房総務課法令班
2007年 4月 世田谷区議会選挙 当選
5月23日 民主党を含む満場一致で辞職勧告決議案が可決
7月 議員辞職


問題となったのは、むろん、選挙公報等に「在ルクセンブルク日本大使館 一等書記官」と記載したことだ。本人は、錯誤したというが、公務員社会で階級をそれも、自分の階級を間違えるバカがいるのだろうか。


「ローカルランク」のせいだと、擁護するむきもあるが、それでも三等書記官が二等書記官になっただけだ。どうして、一等書記官に飛躍するのだろうか。


選挙に限らず、自分の経歴は自分のことを知ってもらうためにも、とても大切なモノだ。ここを間違えるような人間には、区議会議員のような要職はつとまるものではない。


「一等書記官、二等書記官、三等書記官は、言ってみれば、あだ名みたいなものです」と言い訳していたが、それなら、はじめから「在ルクセンブルク日本大使館 勤務」と書けばよかったのである。選挙公報の経歴にあだ名を書くバカはいない。


あだ名と思っていないから書いたのだ。自分を実際よりよく見せかけるつもりがないのなら、いっそのこと「四等書記官」と書けばよかったのだ。


この「世田谷の(ニセ)情報公開男」が、復権に向けてふたたび活動していた。ブログも「世田谷経営改革クラブ」に改名されている。


そして、議員のインタビューをアップしていく予定のようで、まずは、上杉裕之 区議会議員のアンケート結果を掲載している。そして、「プラットフォームを作成して議員さん達の情報を区民に提供することは、必ず区民の利益となる」と断言し、強調しているのである。


どうして、こんな結論が出るのか?「世田谷の(ニセ)情報公開男」の公開した情報がニセ情報でないとなぜいえる?ニセ情報を提供することがなぜ必ず、区民の利益になるのか?


一番の懸念は、「プラットフォームを利用して、区議会議員の間に介在し、フィクサーとして暗躍することだ」


もっとも、何人かの区議はインタビューを断っているそうだ。


引用すると、


「全議員から辞職勧告を受けた人間が、他の議員を紹介すると言っても公正であるとは信用出来ない」
「あなたを通して紹介されても、自分にとってマイナスになる」
「あなたは政治的に自分を利用しようというだけだろう」
「あなたの態度は議員から顰蹙をかっている」
「忙しいので、あなたに付き合っている時間はない」
「議員ごとに専門が異なるのであるから、私の意見を押し付けて質問されても迷惑なだけ」
との回答でインタビューをすること自体を拒否されてしまいました。




「インタビューをすること自体を拒否されてしまいました。」は、なぜか黒字で強調している。非難しているとしか思えない。


こうやって、プラットフォームへ区議会議員を誘い込み、巧みに影響下におこうとしているのだろう。最後の拒否の理由である「議員ごとに専門が異なるのであるから、私の意見を押し付けて質問されても迷惑なだけ」というコメントは、この点をズバリついている。


どうして、「40も過ぎての自分探しの旅」の古賀潤一郎氏のように静かに暮らしてくれないのだろう。それこそ、世田谷区民のためだと思う。壁の落書きを消したり、ゴミ拾いをしたり、世田谷区のためになることはいっぱいあると思う。これらの活動だって立派な行いだ。



世田谷区議会議員も世田谷区民も、そして民主主義を支持するすべての人々が彼の再始動を警戒せねばならない。

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