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以下は、情報公開法により公開された、FBIの「秘密」文書である。この文書は、FBIのホームページから誰でも簡単に入手することができる。この文書に限らず大量のUFO関連文書が公開されている。


以下の文書の(xxxxx)の部分は、黒塗りにされていて判読不能である。


DATE: March 22 , 1950
TO: DIRECTOR, FBI
FROM GUY HOTTEL, SAC, WASHINGTON
SUBJECT: FLYING SAUCERS INFORMATION CONCERNING


1950年3月22日
FBI長官宛
発信者 GUY HOTTEL管理担当特別捜査官 ワシントン支局(筆者注1)
件名 空飛ぶ円盤情報関連

 

The following information was furnished to SA (xxxxx) by (xxxxx),(xxxxx).


以下の情報は、(xxxxx)が特別捜査官(xxxxx)にもたらしたものであり、(xxxxx).


(筆者注2)この文の3番めの(xxxxx)は長い。1行分くらいある。


An investigator for the Air Forces stated that three so-called flaying saucers had been recovered in New Mexico.

 


ある空軍調査官は3機のいわゆる空飛ぶ円盤がニューメキシコ州で回収されたと述べた。


They were describes as being circular in shape with raised centers,approximately 50 feet in diameter.


それらは、円形で、中央がふくらんでおり、直径およそ50フィートとされている。


Each one was occupied by three bodies of human shape but only 3 feet tall,dressed in metallic cloth of very fine texture.

 


それぞれに3体の人間型の生物の遺体があり、身長はわずか3フィート、きめ細かい金属繊維の衣服を着ていた。


Each body was bandaged in a manner simillar to the breakout suits used by speed flyers and test pilots.


それぞれの遺体には、スピードフライヤーやテストパイロットが用いる耐Gスーツに似た方法で巻かれていた。


According to Mr. (xxxxx) informant, the saucers were found in New Mexico due to the fact that the Government has a very high powered rader set up in the area and it is believed interferes with the cntroling mechanism of the saucers.


情報提供者の(xxxxx)氏によると、ニューメキシコで円盤が発見されたのは、政府がこの地域に超高出力のレーダーを設置していたことによるもので、それが、円盤の制御機構に干渉したのではないかと考えられている。


No further evaluationwas attempted by SA (xxxxx) concerning the above.


上述の件について、特別捜査官(xxxxx)によるこれ以上の評価はなされていない。


訳は、「矢追純一のUFO大全」(矢追純一・著 リヨン社 2006年)(28ページ)を参考にさせていただいた。


この文書は、日本の複数のUFO関連本に掲載されているものである。それをわざわざ、改めて掲載したのは、私自身の手で出所を確認するとともに、こういった書籍に載っている公文書が本物であることも確認できたからである。


日本のUFO関連本は、情報の出所についてちっとも書いてくれていなかったことに、ずっと不満があった。これは、本当に非常識だと思う。情報源を明かせないなら、そう書くべきだ。


リークによって入手されたというMJ-12文書のような怪しげな文書や、有名な1952年のワシントン上空UFO乱舞事件でアインシュタイン博士がトルーマン大統領に電話で助言したというような、どうやってその情報を入手したのか、確認したのかさっぱりわからない情報と、情報公開法で入手した公文書まで一緒くたにするから、どこまで信用していいのかわからなかった。


上述の、「矢追純一のUFO大全」でも、歴史上の有名な政治家、軍人の声明が複数あるが、いつどこでだされたのか本当に曖昧だ。


有名なレーガン大統領のエイリアンに言及した国連演説についても日時を間違えている。某有名動画投稿サイトにもアップロードされている、有名なものだ。


1992年のブッシュ・エリツィン会談にふれた後、「実は、この両者会談に先立つこと八年前、米ソ両大国首脳による宇宙人からの脅威への共同戦線発言がなされている。」(59ページ)


8年前なら1984年になるが、ゴルバチョフが書記長に就任したのは、1985年のことだ。


一事が万事この調子だ。もともと、情報に対する姿勢がいくら何でもずさんすぎると思う。ただでさえ、「宇宙人が地球に来ている」ということが信じがたいのに、この調子では、「信じてくれるな」といっているようなものだ。

 

今回、確認できたとおり、本物の情報もあるわけだが、確認にひどく手間取ってしまった。しかし、真に考慮すべき情報もあったとわかったことは収穫だったと思う。

 

(1)この情報は、伝聞情報であり、直接、UFOや異星人(?)を空軍が回収したといっているわけではない。全く証拠にならない。


それどころか、
空軍調査官→情報提供者→FBI特別捜査官→GUY HOTTEL→FBI長官
となっており、相当信頼度が落ちている。


さらに、はじめの空軍調査官さえ自身で目撃したことなのかわからない。


ただ、内容はとてもシンプルであり、話に尾ひれがついたとは考えにくいと思う。


(2)しかし、こんな内容の信頼性の低い情報さえも、わざわざ長官に報告しているということは、情報源がよほど信頼できるものであったと考えられる。


(3)また、この程度の情報まで長官に報告の必要があるとは、FBIは相当に空飛ぶ円盤に関心を持っていたと考えられる。


  
(注1)SAC, WASHINGTONについて


矢追訳では、SACを戦略空軍司令部としている。


そして、GUY HOTTELなる人物を「おそらく情報将校」としている。


戦略空軍司令部とは、ソ連との全面戦争に備えた組織だが24時間態勢で空を飛ぶ機上指揮所であったらしい。が、途中から、地上に司令部を移していた。それは、ネブラスカ州のオハマ近郊オファット空軍基地であり、米本土に36、それ以外に15の基地を持っていた。しかし、米ソの冷戦終結により、1992年6月1日にその任務を戦略コマンドに引き継いだ。


SACがワシントン(コロンビア特別区か州か)に基地を有していたとしても、本部でもない基地の一情報将校とやらが直接、フーバー長官に書簡を送るとは考えにくい。勝手に別組織(それも戦略空軍さえも空軍省の管轄下であり、さらにその上に国防総省がある。また、FBIは司法省の部局だ)にこのような公文書を送るものだろうか?


これは、やはりFBIの内部文書ではないかと思い、FBIの公式ホームページを調べたところ、役職として、SAC(Special Agent in Charge)というものがあることがわかった。管理担当の特別捜査官というところだろう。そこで、各支局のホームページを見てみると、支局のトップにSACの役職名があった。支局長のことらしい。


ところが、ワシントンD.C.のWashington Field Officeのトップは、Assistant Director in Chargeとなっている。ワシントン州のSeattle Divisionのトップは、Special Agent in Chargeだが、この場合は、"SAC, Seattle"となるのだろうから、やはり、Washington Field Officeの幹部と考えるべきだろう。

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